BRYAN ART:これまでにETANA、LUCIANO、GEORGE NOOKS等のアーティスト達に楽曲を提供してきたシンガー・ソング・ライターとして、またFIRE HOUSE CREWのメンバー、BUSHMANのバック・バンドのリーダー等の活動でミュージシャンとして、ジャマイカ・レゲエ・シーンで幅広く活動。現在はそうした活動を継続しつつ、自らもアーティストとしても精力的に活躍中。 本作はBRYAN ARTが2010年にジャマイカで自身でリリースした『20TEN』を世界マーケット進出作として新装・改訂したセルフ・タイトル作。哀愁漂う自作曲を中心とした作品で、BOB MARLY、JOSEPH HILL(CULTURE)、DENNIS BROWN、JIMMY CLIF等のレジェンド達に多大な影響を受けて育ったBRYAN ARTらしく、ポジティヴでスピリチュアルなメッセージ性の高い歌詞を、そのハスキーでシルキーな歌声で歌い上げた楽曲が収録されています。過去のレゲエの名リディムのリメイクも使用、また、CAPLETON、WARRIOR KING、QUEEN IFRICA等人気ラスタ・スター達を客演に迎えたことで、アルバム全体の振り幅も広がり、同時にそれらの楽曲がよりBRYAN ARTの歌声とスタイルを際立たせることに成功しています。 日本での知名度は低いですが、本作のリリースを通じて今後の世界的な広がりも期待できると思います。最新レゲエ/ダンスホール・シーンとは一線を引いた独自の活動を追求するシンガー・ソング・ライターとして注目!